【横浜市磯子区|外壁塗装】No.5下塗り作業了!美しい仕上がりは“ここ”で決まる。
2025/04/24
こんにちは。横浜市旭区の株式会社テクアート、職人の高岩です。
今回は、磯子区洋光台の現場から「外壁下塗り」の様子をご紹介していきます。
■ ご依頼の背景と外壁の状態
お客様からは「前回の塗装から年数が経ち、色褪せが気になる」とご相談いただきました。
現地調査では、
- サイディングのチョーキング
- 雨筋汚れ・吸水ムラ
- シーリング劣化(切れ・硬化)
- 釘周りのクラック
などの症状を確認。
外壁は窯業系サイディングで、紫外線や雨風の影響を受けやすい素材です。
■ 高圧洗浄→下地補修→塗装前の診断がカギ
私たちは、塗装前の診断と処理をとても大切にしています。
“仕上がりの8割は下地で決まる”というのが、職人としての実感です。
■ 今回の下塗り材について
使用したのは、エスケー化研「プレミアム無機 SR-163」専用の難付着シーラー。
この塗料を選んだ理由は、
1. 密着力高く、劣化素地にも対応できる
2. 吸い込みムラを防ぎ、仕上げの均一性を高める
“透明な一手間”が、最終的な仕上がりと耐久性を左右します。
■ 下塗り道具も職人のこだわり
今回は中毛ローラーを使用。
窯業サイディングの凹凸にフィットしつつ、ムラなく塗布できるものを選定。
塗布手順:
- 上から下へ
- 直射日光の当たる南面から始める
- 吸い込みを確認しながら塗布スピードを調整
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## ■ 写真① 立ち上がり部の処理
建物の立ち上がりは刷毛とローラーの併用で細部までしっかり。
素材に応じた“ローラーの当て角度”も考えて塗装しています。
陽のあたりでシーラーの吸い込み具合を確認。
ムラがあればすぐに追加で調整塗布。透明の為、ここは何度も確認します。
1回で決めきるとなると集中力が求められますが、過信せず確認をする事が大切ですね!
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■ サッシ周りや目地も見逃さず
ジョイント部や窓枠、下端の塗り残し対策には、
- 刷毛塗り
- チェック
“目に見えないこだわり”が仕上がりに反映されるのがこの工程です。
■ 下塗りを軽視すると起こる問題
- 数年での塗膜剥離
- 色ムラ・艶ムラ
- 水分の侵入による内部劣化
こうした症状は、ほとんどが“下塗り不足”によって起こります。
■ プレミアム無機の性能を引き出すには
SR-163のような高機能塗料は、
「下塗りがしっかり入っている」前提で設計されています。
接着が甘いと、見た目はキレイでも“剥がれやすい塗膜”になってしまうんです。
■ テクアートの方針
私たちは、
- 下塗りは“見えないけど命”
- 職人が最後まで責任を持つ
- 使用材料と施工方法を毎回記録・報告
この3つを徹底しています。
だからこそ「安心して任せられる」と言っていただける現場が増えているのだと、日々感じています。
サッシの際、養生際は刷毛でしっかり押さえ塗り。
水の入りやすい屋根際は、特に念入りに。
日陰面では乾きが遅く、塗膜にムラが出やすいですが、
ローラー圧と塗布スピードを調整し、均一に仕上げました。
■ 最終チェック内容
- 塗りムラ、白化の有無
- 塗り残しの再確認 など
これらを社内検査とともにWチェック。
現場報告書と写真を添えて、お客様にもしっかりご報告しています。
■ 職人としての想い
下塗りは“仕上がりに見えない部分”ですが、
私たちはそこに**一番力を注いでいます**。
お客様のお住まいを、5年後、10年後も守れるように。
そんな想いで、日々現場に立っています。
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株式会社テクアート
〒241-0005 横浜市旭区白根8-20-13
TEL:0120-700-623(8:00〜20:00)
ご相談・現地調査は無料です!