冬の外壁塗装―塗料のグレードがよくわからない方へのアドバイス
2025/02/04
外壁塗装を検討中の方必見!塗料の種類と選び方ガイド【株式会社テクアートの職人が解説】
こんにちは、株式会社テクアートの職人社員です。外壁塗装を検討している皆さん、どの塗料を選べば良いか迷っていませんか?「塗料の種類が多すぎて、どれを選べば良いのか分からない」という声をよく耳にします。実際に、外壁塗装を行うにあたって、塗料選びは非常に重要なポイントです。
そこで、今回は私たち職人が実際に現場で使用している塗料の種類について、わかりやすく解説します。それぞれの塗料の特徴やメリット・デメリットを知ることで、ご自宅にぴったりの塗料を選ぶ参考になるはずです。さらに、塗料選びで失敗しないためのポイントもお伝えします。
1. 外壁塗装に使用される主な塗料の種類
外壁塗装で使用される塗料は、大きく分けて以下の種類に分類されます。
- アクリル塗料
- ウレタン塗料
- シリコン塗料
- フッ素塗料
- ラジカル制御型塗料
それぞれの塗料には特性があり、家の立地や状態、予算によって適切な選択が変わります。まずは、これらの塗料の特徴を順番に見ていきましょう。
2. アクリル塗料の特徴と使用場面
アクリル塗料は、最も基本的な塗料で、比較的安価に手に入れることができます。そのため、予算を抑えつつ塗装を行いたい方に向いています。
特徴:
- 耐用年数:5〜7年程度
- 価格:比較的安価
- 仕上がり:ツヤ感があり、発色が良い
- 乾燥時間:速乾性があり、短期間で作業が完了
アクリル塗料の最大のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。初めて外壁塗装を行う場合や、予算が限られている場合には、選ばれることが多いです。しかし、耐久性は他の塗料に比べてやや劣るため、頻繁に塗り替えが必要です。
デメリット:
- 耐候性が低く、紫外線や風雨に弱い
- 色あせやひび割れが発生しやすい
アクリル塗料は、主にお手頃な価格で一時的に塗装したい場合に適しています。耐久性を重視する方には、少し物足りないかもしれません。
3. ウレタン塗料の特徴と使用場面
ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐久性があり、さらに価格も少し高めです。中程度の耐久性を持っているため、コストパフォーマンス重視で、耐久性も求める方におすすめです。
特徴:
- 耐用年数:7〜10年
- 価格:アクリル塗料よりやや高い
- 仕上がり:光沢感があり、滑らかな仕上がり
- 乾燥時間:アクリル塗料よりやや遅いが、比較的早い
ウレタン塗料は、ツヤ感が美しく、外観が良く仕上がるため、住宅の見た目を重視する方に適しています。また、紫外線や風雨にも強いため、ある程度の耐久性を確保したい方におすすめです。
デメリット:
- アクリル塗料よりも少し価格が高く、耐久性がシリコン塗料やフッ素塗料に劣る
- 色あせやひび割れが発生しやすい
ウレタン塗料は、耐久性と価格のバランスを取った選択肢として、幅広い住宅に使用されています。
4. シリコン塗料の特徴と使用場面
シリコン塗料は、外壁塗装業界で最も一般的に使われている塗料です。耐久性と価格のバランスが良く、非常に人気があります。
特徴:
- 耐用年数:10〜15年
- 価格:ウレタン塗料よりも高いが、フッ素塗料ほど高価ではない
- 仕上がり:光沢感があり、艶やかな仕上がり
- 乾燥時間:ウレタン塗料より少し長いが、比較的速乾性がある
シリコン塗料の大きな特徴は、その優れた耐候性と耐久性です。紫外線や風雨に強いため、横浜市のような湿気が多い地域でも十分に対応できます。価格も比較的抑えめで、コストパフォーマンスが高いため、最も人気のある塗料です。
デメリット:
- 塗装面に多少のツヤ感があり、好みが分かれる
- 高耐久性を求める場合は、フッ素塗料の方が適している
シリコン塗料は、耐久性を重視しつつ、コストを抑えたい方にぴったりです。特に長期的に安定した外壁保護を求める家庭におすすめです。
5. フッ素塗料の特徴と使用場面
フッ素塗料は、非常に高価ですが、耐久性が非常に高いため、長期的に見て最もコストパフォーマンスが良い選択肢とも言えます。
特徴:
- 耐用年数:15〜20年
- 価格:非常に高価
- 仕上がり:ツヤ感があり、非常に艶やかな仕上がり
- 乾燥時間:長め
フッ素塗料は、耐久性と耐候性が非常に高く、メンテナンス頻度を低くしたい方に最適です。特に高耐久性を重視する方、または高層ビルや特殊な環境での使用が求められる場合に適しています。
デメリット:
- 価格が非常に高いため、予算に余裕が必要
- 塗装を行う際の手間が他の塗料に比べて多い
高耐久性を求める方には最適ですが、コストを重視する家庭には不向きです。
6. ラジカル制御型塗料の特徴と使用場面
ラジカル制御型塗料は、樹脂の名前ではありません。チョーキングという白化現象を抑えた顔料を使用している塗料になります。ラジカルとは簡単に言うと光触媒の反応です。従来のアナターゼ型のチタン顔料は紫外線で光触媒反応が起きて、有機物を分解して雨で流されて表面がきれいになるけど、塗膜自体も破壊する特徴がありました。それに比べ、ラジカル制御型のルチル型チタンはラジカルを抑制する特徴があります。
はい、難しいですね。
簡単に言うと、安いアクリル樹脂などにこのラジカル制御型顔料を使用した塗料は、チョーキングしにくくなり、低コストで長持ちするということになります。ハイクラスの樹脂の塗料にこの顔料を使用すればより長持ちするイメージです。ラジカル制御塗料はピンキリですので、業者に提案された塗料はどの位置づけか知る必要もあります。このラジカル制御型塗料は比較的新しい技術を採用した塗料で、特に耐候性と美しい仕上がりに優れています。紫外線によって劣化しやすい外壁塗装において、ラジカルという化学反応を制御することで、耐久性を大幅に向上させることができます。
特徴:
- 耐用年数:12〜15年
- 価格:シリコン塗料より少し高い
- 仕上がり:光沢感があり、色持ちが良い
- 耐候性:紫外線による劣化を抑制し、長期間美しい外観を保つ
- 乾燥時間:比較的速乾
ラジカル制御型塗料の最大の特徴は、紫外線に対する耐久性が非常に高い点です。従来の塗料に比べ、色あせや劣化が起こりにくいため、外壁を長期間保護することができます。また、美しい光沢を長期間保つため、見た目の美しさにもこだわりたい方におすすめです。
デメリット:
- 濃色は普通にチョーキングする。
- 一部のユーザーには馴染みが少ないため、選ばれることが少ない
ラジカル制御型塗料は、耐久性と仕上がりの美しさを重視する方に非常におすすめです。特に長期間のメンテナンスを減らしたい方に適しています。
7. 塗料選びのポイント
外壁塗装で最も重要なのは、家の状態や立地に適した塗料を選ぶことです。例えば、海が近い場所や湿気が多い地域では、耐水性や耐候性が高い塗料を選ぶことが重要です。
さらに、予算も考慮する必要があります。塗料の選択肢は多く、予算内で最適な塗料を選ぶためには、各塗料の特徴を理解し、どのバランスを取るかを検討することが大切です。
8. まとめ
外壁塗装を行う際の塗料選びは、家の状態や立地、予算に合わせた最適な選択をすることが大切です。アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、ラジカル制御型塗料など、それぞれ特徴が異なり、選ぶ塗料によって耐久性や仕上がり、価格が変わります。
株式会社テクアートでは、お客様のニーズに合った塗料をご提案し、安心して長く住み続けられる家作りをサポートしています。特にシリコン塗料やラジカル制御型塗料は耐久性に優れ、長期的な外壁保護に最適です。
塗料選びに迷っている方や、外壁塗装のことで相談したいことがある方は、ぜひ私たち株式会社テクアートにご相談ください。お客様一人一人に合わせた最適な塗料を提案し、納得のいく施工をお約束いたします。