猛暑日続出!!こんな暑さの時の外壁塗装は?職人の熱中症についても・・
2024/07/13猛暑日でも外壁塗装は実施するの?職人の熱中症対策についても解説します
近年では40℃近くの気温に達することも珍しくなくなった日本の夏。外壁塗装工事を依頼した際、職人さんの熱中症が心配になる方も多いのではないでしょうか。事実お客様から毎日のように『大丈夫ですか!?( ;∀;)』と心配されます。
しかし、優良業者であれば職人の安全確保に抜かりはありません。今回は、塗装業者が実施している職人の熱中症対策について解説します。
猛暑日・・・・熱中症
熱中症対策について解説する前に、そもそも熱中症とは何かというと、
熱中症とは、猛烈な暑さによって体温調節ができなくなり、「脱水」などを引き起こす症状です。近年は猛暑日が多発する影響もあって、年々熱中症にかかる人が増加しています。
熱中症は強い日差しにさらされ体温が上昇することで引き起こされるため、外で作業する作業員・職人さんなどは特に細心の注意を払わなければなりません。
場合によっては、予定よりも短く作業を切り上げるケースも珍しくないため、施主は、あらかじめ理解しておく必要があります。
職人は強がる傾向にあるため、倒れる前に休むことが重要です。
また、熱中症の大きな要因となるのが「湿度」
たとえ晴れていなくとも、曇り空が広がっていたとしても、湿度が高く蒸し暑いと大量の汗がうまく蒸発しないことで、熱中症にかかる危険性も増していきます。そのため、たとえ日差しがなかったとしても、塗装業者の中には湿度次第で作業時間の短縮を実施するケースもあります。
湿度は塗装条件としても良くないですが、熱中症の観点からしても職人の天敵となります。
塗装業者が実施する熱中症対策
塗装業者は特に夏場、いくつもの熱中症対策を実施します。ここではその中でも、主だったものを紹介します。
太陽の位置に合わせた作業
猛暑日の作業として、意識しておくべきは「太陽に合わせた作業」です。太陽光が強烈な時間帯を避けるため、午前中は太陽から逃げ、西側の外壁や屋根をメインに作業し、西日が強烈な午後は東側で作業を行うなど、柔軟な対応が必要になります。また、屋外での作業の場合、輻射熱も熱中症の要因となりかねないため、そちらについても注意しなければなりません。
経験の長い職人ほどこういう工夫をしています。
ただし、屋上防水を行う防水職人や、屋根工事を行う板金職人は逃げ場がなく、空調服やポータブル冷蔵庫などが必須アイテムとなります。
各作業員の負担軽減
厳しい暑さの中で作業をするのであれば、一つひとつの工程をスムーズに進めていく必要性があります。しかし、どれだけ経験年数が長く技量に優れた職人であっても、単独での作業となるとどうしても時間のかかる部分は出てきます。昼過ぎなど、特に気温が上昇する時間帯にその作業が生じれば、熱中症になるリスクも増加します。
そのため、猛暑日の作業では作業員を複数人揃えるか、短時間で休憩をこまめにしながらの進行が求められます。
こまめな水分補給
熱中症対策の鉄則として、こまめな水分補給は欠かせません。ただ水分を補給するだけでなく、水分補給の際は同時に塩分についても抜かりなく摂取する必要があります。なお、水分補給は喉が渇いてから行うのでは手遅れになるリスクがあります。喉が渇いている時点で、すでに脱水症状を起こしているケースが考えられるからです。
特に空調服を着ていると汗が乾くため、脱水症状に気づかないことも・・・
重要なのは喉が渇いていないうちから、こまめに水分を補給する意識となります。そのため、猛暑日に外壁塗装などの作業を実施する際は、常に近くに飲料水の入った水筒やペットボトルを用意しておくのがポイントです。
体育会系の傾向にあり職人は、決められた時間以外休まない人も多いですが、倒れたら元も子もないので、休憩時間外でも水分補給や休みを入れることご重要です。
また、前述したように水分だけでなく塩分についてもこまめに摂取する必要があることから、水よりも「スポーツ飲料」「経口補水液」といった飲み物のほうが熱中症対策には適しているでしょう。
私は、OS-1の味は不味いですが、水分の吸収が速いので積極的に飲んでおります。
作業着の工夫
猛暑日の作業を安全に行うためには、着用する「作業服」についても対策が必要です。作業は基本的に安全性の観点から長袖ですが、服の色を工夫することで暑さを軽減できる期待が持てます。具体的には、「白系」の服であれば輻射熱の影響をある程度軽減できるでしょう。逆に、「黒系」は輻射熱の影響を強めてしまうため、注意しなければなりません。
加えて、デザインについても風通しを良くするべく、締め付けの小さなタイプが理想となります。近年では服に電動ファンや排気弁が搭載されている作業着【空調服】も浸透しつつあるため、より効果的な熱中症対策が実現可能です。
以上の観点から、優良業者は、職人の休憩を積極的に促したり、飲料代を支給したり、空調服を支給しております。
このような対策をしていれば暑い夏も乗り越えられます!!私個人は冬より夏の方が好きなので、この暑い夏の作業は楽しいです(^^♪
夏時期の施工を心配されている方も、テクアートにご相談ください。
夏には夏の施工方法があります。これは、職人しかわからないので、職人会社の私たちにお気軽に聞いてください(^^)/