横浜市旭区白根 シーリング工事 オートンイクシード
2024/05/16
今回使用しているのは大人気商品
オートン社のイクシード
耐久年数も15年以上の物なので、ほとんどの会社がイクシードかSRシールかと言うくらいになってきております。
どちらがいいかについては、弊社の考えを次回深堀してお伝えします(^-^)
今回は、前回のブログに記載した、窓周りを増し打ちするか打ち返するか論争についてお伝えします。
弊社でも窓周りは極力撤去しますが、予算の都合上や、サッシの形状、劣化具合や、何回目の改修工事化により施工内容を決めております。
通常は打ち替えがベストにはなりますが、中途半端に撤去して元のシールを残した打ち替えはかえって耐久性を損なうこともあります。
職人の私から言わせると、少しも残さず完全に取り切ることはかなり難しく、若干元々のシーリングが残ります。すべて取り切るとしたら、かなり人件費が加算されます。
そもそも元のシーリングと今回のシーリングが相性良いわけでもないので、打ち替えも増し打ちもメリット、デメリットを把握する必要があります。
ちなみに私個人は撤去が理想と思いますが、その費用をお客様に価格転嫁してしまうのもこのご時世、中々難しいと思いますので、
価格と持ちをバランスよく考えるのがよりリアルな現場で、プロなのではないかとも考えております。
あと、完全撤去します!って言ってる会社に限って現場は増し打ちていたり、薄皮が思いっきり残っている場面がほとんどですので、言ったもん勝ちの業者が契約を取るみたいなのもちょっと腹立たしいです。
試しに完全撤去しますって言っている業者のyoutube見てください。
アップで映していなかったり、薄皮ががっつり残ってるのがほとんどです(笑)
上記のことが現場のリアルです(^-^)
窓周り撤去か増し打ちか論争が、そもそも現場知らないよね?っと思ってしまう論争です。
増し打ち否定派は、撤去後の現場を見に行っているのか?実際ほとんど取り切ってないですよね?
打ち替え否定派は、防水紙を切る?そんなわけあるかい!防水紙は通常ブチルで止まっているし、サッシには外壁側にツバが30mmほど出ているから合板も防水紙も切れない。(防水紙が不良施工の場合は例外です。)
完全撤去派の塗装屋さんは自分で撤去せずにシーリング屋さんに依頼する場合が多いです。
シーリング屋さんは決められた予算の中でやるので、結局ほとんどの人が薄皮残しなので、結局責任の所在が塗装屋からシール屋に移行し、元請けの塗装屋は、やった気になっているだけの場合が多いと感じます。
上記を鑑みて、劣化状況見て基本的には撤去、劣化が少なく充填量がしっかり確保できる場合は増し打ち。のような判断がよりリアルなのだと思います。
何が言いたいかというと、口先だけで良いこと並べて、実際はやらないで、業界の単価を下げていく粗悪な業者が減ってほしいなということです。
オートンイクシードの改修工事施工要領書の画像を見ると増し打ち時の注意点が記載されております。
少し熱くなってしまいましたが、良い施工、適正な金額で、お客様を守り、嘘っぱちではなく責任持った工事を提供し生き残りたいということです!生き残らなければアフターフォローもできませんので('◇')ゞ
竪樋の裏側のシールも樋が外せるタイプは外して施工します。
良い施工をしてくれる業者は必ずいますので、あきらめずに探しましょう!!
次回はイクシードかSRシールかどっちがいいのか編です(^^)/