外壁塗装の原価?裏話?
2024/06/25神奈川県の横浜市旭区にある株式会社テクアートの土屋です!
私は現役の職人社長です!最近、現場出ながら営業をやるのは限界あるなと感じてきております(;^_^A
せっかくウチには良い職人がそろっておりますので、私も営業一本に転換しようと思います(´ー`*)
その方が多くの人を救えますし!
今日はポータルサイト(紹介サイト)の話をしていきます!
皆様が外壁や、屋根のメンテナンスをしようと、
外壁塗装 屋根塗装 と調べたときに出てくる助成金で安くなります!とか、相見積もりで〇〇万円安くなったとか、色んなポータルサイトが出てきて本当に〇ザイですよね(# ゚Д゚)
あんな金額で釣ってるのがそもそも胡散臭いですよね。。
しかし、実はうちも業者側として登録しているのです。。
だから、リアルなことを言えるのですが、
業者が乱立するこの業界。集客するのにとんでもない金額がかかります。
チラシの効果としては、1枚7円として、平均2万枚撒いて、1人の反響です。
6万撒いて、3反響で、1契約とすると、120万円の契約に対し、42万円のチラシ代がかかるのです、使える原価は80万
足場が15万
材料20万
人件費60万
会社利益−15万
と
まあ1契約だと赤字なわけです。
なので、この紹介サイトというのは、
無駄な広告費掛けるくらいなら、ポータルサイトから1人2万で買って、契約手数料10%払った方が安いんじゃないかっていう塗装会社を狙った上手いビジネスなわけです。
しかし、ポータルサイトは平均、契約率30%として、受注単価はほぼ粗利10%ほどの底値。(健全な経営は30%といわれる)
10客買って、3人契約100万円×3=300万の売り上げ
1客2万×10客=20万
契約手数料10%=30万
300万ー20万ー30万=250万の売り上げ
3件分の原価(30坪150㎡の家の屋根外壁の平均原価)
足場15×3=45
材料フッ素20×3=60
人件費3万5千×15人工×3棟=157,5万
=¥2,625,000
と結局赤字。(人件費は正社員の福利費や副資材、車両、燃料日含めたら3,5万でも厳しい)
ポータルサイトに手を出すと業者側も楽にお客さんが買えるので、営業力も落ちるし、利益もほとんど残らず、かなり厳しい状況に陥ります。
うちは職人会社だから自分達で塗れるから何とかなってますが、営業オンリーの会社は職人の人件費をたたきまくるか、手抜きを目をつぶるか、材料ごまかすかとかになってきますよね。。。
どうやってるのかは謎。。。
うちはこのような経験をもとに、薄利多売はやめて、腕とアフターフォローで勝負していきます。
こんなに良い職人がいるんだから、最高の作品と最高のフォローで会社として適正価格でしっかり生き残って顧客を大切にしていきます(^-^)
ではまた(^^)/