外壁塗装業者が対応する工事の内容 職人歴22年の職人社長の辛口な見解
2024/04/09株式会社テクアートの土屋です。
今回は外壁塗装業者が対応する工事の内容、範囲についてお伝えします。このコラムは職人歴22年以上の私が書いております。
さて、外壁塗装を行う時に、雨樋や屋根の修理は誰がするのか?自宅を初めてメンテナンスする方はわからないですよね。
足場の設置は足場業者?屋根の修理は屋根屋さん?板金屋さん?雨漏り補修は?樋の修理は?などなど。。
あらゆる作業を同時に済ませた方が、将来的なメンテナンスの費用を抑えられる可能性も高いです。しかし、その工事を一つ一つ分離発注する必要はあるのか?また、それぞれの業者を自分で探して分離で頼めば安くなる?
答えは安くならないし、工事も荒れます。
何故なら、違う会社をまとめる存在もいなければ、管理する人間もいなく、それぞれの業者が責任転嫁してしまうリスクも孕みます。
正直な話、施主に業者をまとめることは不可能です。(四六時中見張ることもできませんし)
一旦、話を整理すると、
初めての外壁塗装やメンテナンスをお考えの方は
やはり、専門的な知識を持つ有資格者に相談すれば、
工事の最適な内容や塗料のカラーや適切な塗装時期、各分野の業者をまとめてくれます。
まずは地域の業者のホームページやGoogleなどのクチコミを見ましょう。
そして、ご自宅の健康状態を把握するために、専門家に調査してもらいましょう。そしてその施工業者の対応範囲や強みを聞いて、
得意不得意を把握し、低価格で高品質な外壁メンテナンスを実現しましょう。
肝心のどこに頼めばいいかですが、外壁塗装、屋根葺き替え、屋根カバー工事は、リフォーム会社や工務店、塗装業者が最適解です。
それぞれに強みがありますが、独断と偏見でお伝えしますと、
・リフォーム会社は大体、塗装店や訪問販売会社から独立した営業マンが社長です。顧客主義の会社はかなり少ない印象。
営業利益30~50%を確保するために必死。受注金額が低ければそれに合わせ原価も下げる。すなわち下請けが叩かれる(安くやらされる)
・工務店は大工さんか先代から受け継いだ何代目かの人が経営し、
自分で現場出る大工さんもいますが、各分野の仲間に仕事を振り、やり易いように手配するのが工務店。塗装とかの知識はほぼ無い。信頼で仕事を受注している。塗装屋の見積もりに20%ほど載せて仕事を受注し、丸投げ。検査は特になし。
塗装業者は、塗装は自社で施工するか、専属の外注などに依頼する。その他の工事はすべて外注。自社集客している会社は少なく、地元密着で細々やるか、下請け仕事9割。自社集客する塗装業者は、ほぼ塗装業者の看板で中身はリフォーム会社の立ち位置で広告費をかけてガンガン集客している。自社職人という触れ込みだが本当の自社職人(正社員)はほぼいない(ひとり親方の寄せ集め)
少し辛口で書きましたが、リアルな感じです。
どの会社も良く見せたいからいいこと書くと思いますが、斜からみるとコレです。
個人的には塗り替えを取って下請けに流す業者には負けたくないし、そんな会社の仕事を請け続ける一人親方たちには目を覚ませ!甘えるな自分で営業しろ!と言いたいです。あなたの技術は搾取されているよと。あのギラついた社長のキャバクラ代をあなたが稼いでいるのですねと。あのふっとい金のネックレスはあなたのすり減った膝の軟骨ですと。
ちなみにテクアートは塗装業者で、純粋な塗装職人の社長を中心に全員塗装のプロであることはもちろん、板金職人(屋根)シーリング職人、防水職人、足場職人、施工管理、で運営する麦わら海賊団のような会社です。(もちろん全員正社員、寄せ集めでは無く各分野のプロです)
デメリットは営業経験がないので口下手、本当のことを言いすぎてすごい安く受注してしまう、こだわりすぎて赤字になる。
といった会社です。大手ハウスメーカーや有名一級建築士からの依頼の下請け仕事もするので、根っからの塗装業者です。
ただし、いずれは自社集客のみで運営していけるようにしたいので、このように、ブログなどで宣伝しております。
正直な話、大それた夢はありません。業界を変えるとか言いません。私の夢は社員全員が幸せを感じ、労働に見合う対価を得て、お客様が笑顔になれば本望です。それ以上は望みません。
現地調査
塗装費用を算出するには、正確な見積もりが必要になります。施工業者が現地にて外壁や屋根の劣化状況を確認し、図面や実測結果によって塗装面積を正確に算出することが必要不可欠であるのと同時に、素材を見極めることがマスト。ぶっちゃけた話、職人以外に劣化状況や適正な使用材料の選定ができるのだろうかと疑問があります。建物診断は専門性が必要な作業であるため、確かな塗装経験のある職人に任せた方が安心です。経験がない営業マンや口だけの営業マンは、自分の体に置き換えると、研修医に手術内容を決めさせるということに等しいと感じます。ちなみに手術する医者が職人。
経験のない営業担当者や、受注だけ考えている営業マンによる建物診断では、原価と利益率しか見ないため、グレードの低い施工内容、はたまた高単価受注のための、オーバースペックの工事内容になる事はざらにあります。建物診断に漏れが生じて耐久性の低い塗装になったりすることも。現地調査を誰が行うかは、業者選びの見過ごせないポイントとなるでしょう。何故なら、施工する下請けの職人は、元請けからの指示通り工事をするからです。それが間違った施工内容だとしても。
お見積もり
見積書を作成する際には、工事の内容に間違いがないか、実際に作業を開始してから追加料金が発生しないか、徹底的に調査を行います。営業費用を抑えた低価格での施工と、正確な見積もりを実現するためには、国家資格である「一級技能士」などの資格を有する専門家の目で、塗装の必要性や塗装時期を適切に判断することが大切です。
カラーシミュレーション
外壁塗装をする際は、色選びに失敗して後悔しないために、カラーシミュレーションを行っている塗装業者もいます。業者によっては、実際の塗料をサンプル板に塗ったもので確認するだけでなく、実際の家に試し塗りをして配色を確認できる場合もあります。施工前には必ずカラーのシミュレーションを行い、仕上がりに明確なイメージを持ちましょう。
ポイントとしては、色見本の色より実際に塗ると少し明るく見えることを把握しておきましょう。
塗装職人の手配
塗装を行う会社には、塗装専門店のほかに、訪問販売会社やハウスメーカー、工務店など、沢山の業者があります。塗装専門店以外は自社に塗装職人を抱えていることが少ないので、塗装職人の手配のために、見積もりに塗装職人の仲介手数料が上乗せされることが一般的です。自社で施工管理まで行っている塗装専門店に塗装を依頼すれば、無駄なマージンを抑えることができるでます。というか中間マージンどころかそんな事よりもっと大事なことが自社施工にはあります。
知りたい方はテクアートのYouTubeをご覧ください。【テクアート】で検索
塗料の仕入れ
塗装店は、問屋やメーカーから塗料を仕入れて塗装を行っています。年間の施工実績が多い業者は、塗料使用量が他の塗装専門店よりも多いため、塗料を安く仕入れることが可能です。塗料の仕入れにも強い業者を選んで、低価格で高品質な塗装を実現しましょう。
30年もつ塗料ですと紹介する業者はやめましょう。何故なら知識がないからです。家自体に使われる、塩ビ自体の耐久性、屋根の防水紙の耐久性、複合的に見たらそんなウソは、恥ずかしくて言えません。残念ながら、15年もしたらメンテナンスの検討に入るでしょう。
塗装
塗装業には、国や県などの第三者機関によって認められる様々な資格や許可書があります。県知事許可書は「工事実績が一定以上で不正がない業者」だけに与えられるもので、信頼できる塗装業者を見極める上で大切な基準になります。
建設業許可のある施工業者を見つけましょう。
塗装のテクアートでは、県知事許可書だけでなく、代表である土屋が1級塗装技能士、塗装指導員、一級防水技能士などの数々の資格を保有しています。この業界一筋で磨き上げた凄腕集団で作った会社です。当たり前ですが手抜きすることなく長持ちする塗装を行います。
お家のことならなんでもご相談ください。
・ 1級塗装技能士
・ 職業訓練指導員
・1級防水技能士
・ 統括安全衛生責任者
・ 職長教育・安全衛生責任者
・ 足場の組立て等作業主任者
・ 石綿調査者、石綿作業主任者
・ 有機溶剤作業主任者
・ 雨漏り診断士
・ 塗装診断士
・ 増改築相談員
・ ペイントマジシャンマイスター(特殊塗装)
雨漏り補修
雨漏りがある場合は外壁塗装と同時にメンテナンスをしておきましょう。雨漏りは塗装だけでの対応は難しく、根本的な原因を見つけて対処する必要があります。大切な家を長持ちさせるために、雨漏り補修は、雨漏りの原因を根本から補修し、再発させない雨漏り補修が肝要です。
カバー工法
家の遮熱性、美観を保つためには屋根塗装によるメンテナンスが有効ですが、屋根の劣化が激しい場合は、すぐに塗装が剥がれてしまうこともあります。熟練の職人を抱える外壁塗装の専門業者なら、新しい屋根を取り付けるカバー工法にももちろん対応可能です。
アフターフォロー
塗装の不具合があった場合、どのようなフォローがあるのかも業者を選ぶポイントになります。電話1本ですぐに駆けつけてくれる地元の塗装業者なら、塗装が終わった後も安心して家に住み続けられるでしょう。
当社では、お客様からご要望に合わせて、最長15年の長期保証をお付けしています。10年以上の保証を希望される場合は、シリコン塗料よりもグレードの高い塗料で対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
上記のメニューは塗装のテクアートにおまかせ
外壁塗装を業者に依頼する際は、業者が提供するメニューを確認し、家の状態に合わせたメンテナンスをまとめて行うことをおすすめします。
当社にご相談をいただければ、当社の代表であり職人歴22年以上の土屋が現地へお伺いし、責任を持ってお見積もりを行います。また、塗料の種類やカラーの希望を伺い、何度でも最適の外壁塗装プランをご提案いたしますので、外壁塗装の対応範囲に関するご相談は、地元で信頼され、数多くの施工実績を持つ塗装のテクアートにお問い合わせください。