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屋根の修理を外壁塗装と同時に行う際の注意点

2024/03/05

屋根の修理を外壁塗装と同時に行う際の注意点

屋根の修理を外壁塗装と同時に行う注意点

皆様が住む大切なご自宅。寝ているときも家族団らんしているときも常に、紫外線、風雨、雪や雹などから守ってくれるの中心の存在である屋根。その屋根の機能を良い状態に維持するには、適切なメンテナンス時期に塗装や葺き替えを行い、壊れたり雨漏りする前に耐久性を保つ必要があります。一般的に、屋根の修理は外壁塗装と同時にすることで、費用を節約できます。効率的の良いメンテナンスを行うために、日頃から屋根や外壁の劣化状態のチェックを怠らないようにしましょう。

  • 屋根の修理と外壁塗装

屋根のメンテナンスは、雨漏りの修理や瓦の差し替えなどの部分的なところを直す「部分修理」と、塗装やカバー工法、葺き替えなどで屋根全体を整備する「屋根リフォーム」の2つに大別されます。使用材料や屋根の形状や面積にもよりますが、多くの「部分修理」が数万円程度で完遂できるのに対し、「屋根リフォーム」は材料を置いたり、作業を隅々まで行うために足場を組む必要があるため、それなりに費用がかさみます。

足場を組むために必要な費用は、お住まいの地域で変わりますが、一般的な建物(30坪)で平均15万円前後が相場。これを屋根や外壁の塗装のたびに行うと、足場の設置費用だけで多額の費用を費やしてしまうことになります。屋根リフォームは外壁塗装と同時に行うことで、将来的な家のメンテナンス費用を抑えることができる場合が多いのです。

また、屋根は外壁より劣化が早い為、屋根と外壁の塗装で屋根を耐久性の高いグレードの塗料を使うことで、塗料の劣化のスピードが揃い、塗り替えサイクルを合わせることができます。屋根の塗装や葺き替え、カバー工法、外壁塗装は信頼できる同一業者に依頼をし、長期的なメンテナンスやアフターフォローを合わせて考えて決めるのが理想です。

  • 屋根の塗り替えが必要なサイン

あらゆる屋根の耐用年数は、屋根の材質や使用している塗料などによって異なりますが、一般的に10年に1度の塗り替えと、30年に1度の葺き替えかカバー工法が必要といわれています。しかし、気象条件や災害、使用されている屋根材などにより屋根の劣化スピードは変わるため、経過年数だけでリフォーム時期を判断することはできません。普段から屋根の様子をチェックし、時には業者に無料点検を依頼し、劣化のサインを早期に見つけることで、屋根のメンテナンスに適した時期を見計らいましょう。

状態 原因 塗り替えの緊急性
チョーキング(塗膜のツヤがない、塗装面が白っぽい、粉が吹いたようになる) 塗料の耐用年数が過ぎ、塗料の防水機能が失われ始めている。 劣化の最初の兆候。放置すると屋根表面の防水性が下がってしまうため、メンテナンスを検討すべき段階。
カビ・コケ・藻類 ホコリや湿気の影響で塗料の防水機能が低下している状態。屋根が黒や赤、黄色っぽくなる。 屋根の劣化が進んでいるサイン。コケや雑草は水分を含み、さらなる劣化を引き起こすため塗り替えの検討が必要。
ひび割れ・ずれ 雨や風、直射日光などのストレスにより、塗装表面にひびが入った状態。 小さなひび割れでも雨漏りの原因になることがあるため、ひび割れを確認したら専門家に相談。
塗装の剥がれ 塗装表面の劣化が進み屋根塗装の効果がほぼ失われた状態。 屋根材自体にダメージが及ぶおそれがあるため、早急なメンテナンスが必要。
欠落・隙間 嵐や竜巻などの災害 屋根材が欠損した際は防水紙が劣化していると危険な状態。水が構造用合板を浸食することも。直ちにメンテナンスが必要。
  • 屋根材別のメンテナンス時期

金属系などの耐久性が強い屋根材は長く使用できますが、そうでない屋根材は約10年の周期で塗装・交換などのメンテナンスを行うことが一般的です。屋根材別のメンテナンス時期が近づいたら入念に目視確認を行いましょう。屋根のダメージが少ないうちに適切なメンテナンスを行うことで、建物自体の状態を保つことができます。

屋根材 メンテナンス時期 チェック項目
ストレート系(カラーベスト) 7~12年 色あせ・ずれ・割れ・サビ
セメント系 15~20年 色あせ・色落ち・割れ
粘土系(瓦) 20~30年 コケ・反り・ずれ・割れ
金属系(銅板) 15~20年 色あせ・サビ・反り・浮き
金属系(ガルバリウム鋼板) 20~30年 色あせ・サビ・反り・浮き

 

  • 屋根塗装の相場とは

30坪の一般的な住宅を想定した場合、外壁や屋根の塗り替えには1回50~100万円ほどの費用がかかります。この費用には足場設置のほか、高圧洗浄や下地の補修、シーリングなどが含まれています。外壁塗装と屋根塗装を一度に行えば、60~150万円の費用で済ませられることが一般的。メンテナンスの頻度や費用は屋根材や塗料によって変わるので、地元の業者に見積もりを依頼して、費用を見比べてみるといいでしょう。

  • 屋根と外壁の塗装は、塗装のテクアートにおまかせください(^-^)

屋根と外壁がお家を外的要因から守る重要な役割です。本来の機能を維持し、長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。屋根リフォームを行う際は、同時に外壁塗装を行うことも検討しましょう。足場設置の回数を減らすことで、将来かかる費用を抑えることに繋がるでしょう。

 

ただし、屋根材の種類によっては塗装してはいけない、もしくは無意味な屋根も存在します。その存在を知らずに塗装してしまう業者も数多く存在しているのも事実です。そうなると一緒に施工しても無駄な費用を支払うことになりますので、知識のある施工業者に依頼しましょう。

塗装のテクアートでは、職人自身が正確な見積もりを出すことによって施工後の追加料金の発生防止に努めています。屋根と外壁の塗装は地元で高評価を誇る当社におまかせください。

監修者情報

公開日:2024/03/05

土屋謙司

土屋謙司

土屋謙司 代表取締役社長

「外壁塗装」や「屋根塗装」とは、単純に考えられてしまうことが多いですが、住まいをキレイにするためだけではなく、紫外線や雨風などから屋根や外壁を守るという重要な役割を持っています。つまり、塗装はそのままお客様とご家族の生活を守るものだと言えるのです。家族にとって安心してくつろげる場所、大切なプライベート空間。私だったら、大切に考えて寄り添ってくれる人に任せたいです。