家の外壁を塗り替えるのはいつ?外壁塗装のベストタイミングを見極める方法
2024/02/07外壁塗装のベストタイミングを見極めるには
全ての建物は、新築されたその瞬間から劣化が始まります。建物の状態を良好に保ち、長く住むためには、定期的に専門家に見てもらい、必要に応じて外壁塗装を施して、紫外線や雨、風などのダメージから建物を守ることが大切です。しかし、塗装するタイミングは外壁の素材や部位、地域の気候によってばらつきがあります。一概にすべての建物、全国各地で同じタイミングとは言えません。日ごろから外壁の状態を観察して、ご自宅の塗り替えに適したタイミングを見極めましょう。
定期的な外壁のメンテナンスが建物を長持ちさせる
外壁塗装を行うと保護だけではなく、家の見た目やカラーを一新することができ、美観の向上が図れます。汚れやカビの付着がなく、ツヤのある外壁は新築さながらで、塗り替えが終わると新築時の気持ちを思い出し、住む人の家に対する愛着をより深めてくれることでしょう。しかし、外壁塗装を行うことのメリットは、家の美観を維持できることだけではありません。
外壁の状態が良好に保たれていれば、外的要因、すなわち雨水浸入や紫外線のダメージ等を緩和し、素材劣化を防止することができます。一般的には築8年を経過した時を目安に外壁を塗り替えると、建物全体が約3倍長持ちすると言われることもあります。大切な家を長持ちさせたければ、築6年を過ぎるころから月に1度外壁のセルフチェックを行い、外壁の塗り替えに適切なタイミングを逃さないことが肝心と言えるでしょう。
こんな症状は外壁塗装をすべきサイン
外壁塗装のタイミングは、外壁をよく観察することで分かります。家の外壁に次のようなサイン(症状)が出ていれば、外壁の塗り替えを検討しましょう。ここでは外壁の劣化が軽微なものから順に紹介していきます。
状態 | 原因 | 外壁塗装の緊急性 |
チョーキング (外壁を手で触ると粉化した塗料が手につく) |
塗料の耐用年数が過ぎ、塗料本来の性質が失われ始めている。 | 建物本体に影響はないものの、外壁の劣化が始まっているサイン。放置しておくと外壁の防水性が下がってしまうため、計画的な外壁塗装を考え始めるべき。 |
汚れ | 塗装の劣化によって、建物の汚れを弾く本来の機能が失われている。 | |
カビ・コケ | 塗料の防水機能が低下し、湿気や雨水を弾ききれていない。 | 放置すると外壁だけでなく屋根にも悪影響が及び、雨漏りを引き起こすケースも。外壁塗装を考え始めるべき。 |
ひび割れ | 外壁材の素材や建物自体の構造的な欠陥によるもの。 | 塗膜のみひび割れている状態か、構造躯体にもダメージが及んでいるかで緊急度はまちまち。自分で判断せず専門家への相談を。 |
金属部の錆 (塗膜の褐色化) |
外壁塗装の劣化により、雨水の浸入が起きている。 | 放置すると金属に重大なダメージが及ぶため、メンテナンスが必要なサイン。 |
塗膜(塗装)の剥がれ | 長期にわたる紫外線や雨水のダメージにより、塗膜の密着不良が起きている。 | 素材の保護機能が悪化し、建物の内部に湿気や水分が浸潤しやすい状態。直ちに塗料の塗り替えが必要。 |
壁の異常を放置すると、いつの間にか劣化や痛みが建物内部にまで及び、外壁以外の補修が必要になることもあります。外壁の劣化が認められる場合は、目をつぶって見て見ぬふりをせず、外壁塗装の専門業者に塗り替えを相談しましょう。
劣化の早期発見が塗装費用の節約につながる?
外壁の部位や素材によっても劣化の進み方は変わります。外壁のセルフチェックを行う際は、建物の正面だけでなく、ぐるっと一周見て回り、日当たりや風通しの悪い場所もしっかり確認するようにしましょう。
また、劣化や傷みを早く発見することが塗装費用の節約につながります。逆に言うと劣化症状を放置すると余計な費用が掛かる可能性が高まります。部位や材質ごとでの塗り替え年数の目安は以下の通りですが、素早い対処のために日ごろからセルフチェックを怠らないようにしましょう。
外壁 | 吹き付け | 6~10年 |
サイディング | 10年 | |
ALC | ||
屋根 | カラートタン | 5~8年 |
スレート(コロニアル) | 7年 | |
木部・鉄部 | ‐ | 3年 |
外壁塗装の実施に向いている季節
時期については各社で意見が分かれます。職人会社の私たちの意見で言いますと、全国で気候がまちまちだからこの時期とはハッキリ言えない。ただし、四季の中で施工が割と簡単なのが、春、秋で、知識やモラル、技術力が必要なのが夏と冬。この考えがどちらかというと正しいと思います。
実は梅雨時期より4,5月の方が降水量が多いケースや、春秋は花粉により、余計な仕上がり不良が起きる可能性もあります。一概にこの時期というのはあまりにも安易で、知識が乏しい意見です。それらより重要なことが、外壁塗装を行う際は、建物を乾燥させる期間を十分に設けること。気温が5℃を下回る場合は乾燥時間に含まれないこと、湿度が85%以上の時は勇気をもって中止する事。完全に乾く前の塗料に、雨水がついてしまうと、ツヤ引けしたり乾燥のために工期が延びたり、乾燥が不十分なまま仕上げ塗りが施され、塗装の質が落ちてしまったりするおそれがあります。
気温が5度以下または湿度が85%以上の場合は、塗料の性質上、外壁塗装の作業を塗料メーカーは進めていません。我々の拠点の東京、神奈川では5℃以下の条件はほとんどないですが、5度を下回る地域の会社では、2液型塗料を使用し強制的に乾かすような体制をとっているようです。気温が冷え込む冬季や梅雨の時期は、作業が思うように進まないこともあります。一方、8月などの暑い時期は、鉄製の足場が焼けるように熱くなるため、塗装職人、屋根職人にとっては負担となります。
外壁塗装の施工時期で悩んだら、塗装のテクアートにご相談ください
天候の不安定な季節に外壁塗装を行う場合は、地域に根差した長年の経験から、その地域の天気の変化を予測できる地域密着の塗装業者に作業を依頼しましょう。塗装のテクアートは確かな実績を基に、手抜きや妥協のない外壁塗装のプランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。