Blog 塗ってる本人が伝える！外壁塗装業者の選び方とポイントを忖度なしで解説 2023/12/26
外壁塗装業者の選び方とポイント
このコラムでは外壁塗装を考えたときに、どのような基準で業者を選べば良いのかをお伝えします。一口に外壁塗装業者と言ってもさまざまな会社があります。個人でされている一人親方、夫婦や家族で経営される個人店、一人親方の集合帯のペンキ屋さん（一番多い。正社員と思いきや社保も厚生年金も入れずに、業務委託。働いてる側も外注ということに気付いてない。私も若いころはそんな塗装店でだまされて働いていたことがある）正社員としてしっかり雇用し、施工にも従業員にも責任を持つ塗装店、フランチャイズに加盟して上納金を払いながら営業ノウハウや知名度を手にして頑張る塗装店、オリジナル塗料という名のOEM品をあたかも自社開発と謳ってノルマの出荷量を頑張って捌く有名塗装店。そんな健気な塗装会社とは裏腹に、高齢者を中心にリテラシーの低い消費者を付け狙う飛び込み営業で、高い利益率を生み出し、真面目に営業する会社の何倍も儲ける悪徳業者も多く存在します。誤った選び方をすると、大きな後悔を生んでしまうかもしれません。業者選びで後悔しないため、ここで正しい業者の選び方を覚えておきましょう。
優良店の皮をかぶった悪徳業者に要注意！
外壁塗装は「業者によって全く費用が違う」「手抜き工事をされやすい」などの特徴がある業界として水商売と揶揄されるほど職業差別されるレベルで悪く知られており、実際に悪徳業者に遭遇する可能性が非常に高いとされています。ただ、注意しておきたいのは「費用が高い＝悪徳業者」というわけではない点。たとえ費用が事前に想定していたより高かったとしても、それが適正価格の範囲内であるケースは多々あります。一番最悪なのが高かろう悪かろうの品質です。施工基準が高く、費用も高ければ理解できますが、高くて悪いもかなり横行しております。
いくら業者ごとに費用が違うとは言っても、ぼったくりな金額を出してくるところは、優良店の皮をかぶった悪徳業者である可能性を疑ってみましょう。こうした悪徳業者を見分けるためには、ある程度塗装業界の適正価格について把握しておく必要があるでしょう。一般的な外壁塗装の相場は以下の通りです。
約30坪の塗装に対する価格
| 塗装の種類 | 一般的な適正価格 | 悪徳業者の価格 |
| 外壁塗装 | 30～90万円 | 120～300万円 |
| 屋根塗装 |
20～80万円 |
60～200万円 |
|
足場・外壁・屋根塗装 |
100～170万円 | 200～500万円 |
上記の数字を念頭に、複数の業者に相見積もりを依頼するのが悪徳業者に遭遇したとしても、避けられるコツ。相見積もりを比べ、適正と思われる価格の2、3倍を出されたら、悪徳業者である可能性が高いでしょう。ただ、細かな素材や良質な塗料を使用することが前提として高額な見積もりとなっている可能性もある為、見積もり内容は細かくチェックすることを忘れずに。
また、悪徳業者かどうかを判断するもうひとつの大きなポイントとなるのが「値引き」です。もしも業者がサービス・特典などを理由に50万以上「値引きします」と言ってきたら、警戒する必要があります。つまり、安すぎるのも問題があるということです。
一般的に、50万円以上もの金額を値引きしてくれる業者はほとんど存在しません。費用を不正操作して契約を取ろうとしてくる悪徳業者の可能性が高いため、大幅に安くなるからといってその場で決めてしまわないようにしましょう。実は悪徳業者はいくらで契約してもいいのです。自分の歩合＋会社に無条件で納める利益＋下請けに安くやらせる施工費だけなので。。。高く契約できればたくさん稼げるだけなので。。。
どのような塗装がしたいかを明確に
塗装業者の中には住宅の外壁塗装が得意な業者がいれば、ビルやマンションの塗装が得意な業者もいます。そのため、戸建ての外壁塗装がしたいと考えているにも関わらず、マンションや大規模塗装が得意な業者に依頼をしてしまうと、満足のいく塗装ができない可能性があります。まずはどんな塗装を考えているのかを明確にしてから、条件に見合った業者を探してください。
また、強み以外にも業者を選ぶ基準にはさまざまなものがあります。多くの人が業者を選ぶ基準として考えているのが、以下のような項目です。
・価格の透明性 一式などが多いと不透明
・分かりやすい・丁寧な説明 内容の説明がしてもらえるか
・価格の安さ 相場から大きくずれていないか
・業者の実績・高品質な施工事例 ホームページに施工事例があるか
・気軽に相談できる 人柄や対応
・接客対応時の態度 接客態度が悪いと今後の対応も怪しい
・施工技術の高さ 資格や経験年数、どのような職人が在籍してるか
・手厚いアフターメンテナンス 点検の頻度や内容 保証の内容
上記の中では「価格」を業者選びの基準にする人が多いですが、注意しておきたいのは価格の安さに気を取られ、本来の目的を見失ってしまうこと。重要なのは、自分が外壁塗装に何を一番に求めているのかしっかり把握して、業者を選んでいくことなのです。
業者を選ぶ手段も重要
塗装業者をどのような手段で探すかは、正しい業者選びをするために大切です。自分で業者を探す人が多いかもしれませんが、その場合、業者一つひとつの実績や評価、価格をすべて調べる必要があり、膨大な時間を費やしてしまうことになります。また、依頼主自身に外壁塗装の知識が備わっていなければ、最適な業者を見つけられない可能性があるでしょう。
知人に紹介してもらうという方法もありますが、紹介してもらった以上ほかの業者に見積もりを頼みづらくなり、価格の比較ができなくなってしまう可能性もありますので、先に違う業者でも見積もりしておきましょう。また、万が一業者とトラブルになった際は、知人との関係に影響が出る恐れもあるので慎重に決断しましょう。
サービス会社の行っている一括見積もりサービスは近年では主流となりましたが、今やオークション市場になり安さが正義の勝負の為、良い業者に巡り合う可能性は感覚的には１０％くらいじゃないでしょうか。弊社も施工業者として参入してますが、弊社の見積もりはまず採用されることはありません(^^;（本質のわかる方にのみ採用いただいております。）
メリットは自分で探すよりも大幅に時間を短縮できるのは間違いありません。
優良企業ではなくてもだれでも登録できるため、ヤバい業者も沢山参入しています。例えると弊社で考え抜いて最低限必要な金額1４0万円の工事内容で利益が10万円として、他社で提案が80万円なんてことも良くあります。（手抜き放題のびっくり手品のようなサーカスみたいな現場になること必至です）事実、安く契約して、契約と違う安価な塗料を塗っているよーなんてことも違う業者から直接耳にしました。
そのためこうしたサービスを利用する場合、選定する業者はできるだけ実績があり、地元密着の近場の業者を指定すれば、地元ならではの知恵や評判を意識した工事をしてくれる可能性が高まるでしょう。
外壁塗装をお考えなら、テクアートにご連絡ください
外壁塗装が必要になったものの、業者の数が多くどこに依頼をすればいいか悩んでいる方は多いと思います。そんなときは、外壁塗装や屋根カバー工法・屋根葺き替えなどが得意なテクアートまでご連絡ください。しっかりとした見積もりを出したうえでお客様のご要望を細部に至るまで伺い、最高の作品を納品いたします。
